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ふくおかメイドプロジェクト

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vol.58「イカ」

10.11.21

西日本新聞「県産品ノート」第58号(11月18日掲載)は、
海の幸の代表格「いか」を紹介します。

いかの漁場は全国にありますが、
福岡の水揚げ、品質は特筆もので、
いかで有名な佐賀県呼子にも運ばれているほどだそうです。

おいしいものは旬と地域が大事。
ということですね。



獲れたばかりのイカは、透き通っているんですね。


甲イカという種類は、墨をたくさん吐くので、料理人さんはいやがるそうです。


煮ても焼いても。


※掲載記事(修正前)は下記の通りです。


58 イカ

活きのよさが特産品の証

 すっかり秋めいて涼しくなって来ました。田畑の収穫はもちろんですが、海の幸もおいしい季節です。今回の県産品ノートは、皆さんご存知の「イカ」をご紹介します。ひとことでイカといっても、日本近海で獲れるものだけでもその数はおよそ100種類。その姿を見て名前を言い当てられる人も少ないといいます。石灰質の白く硬い甲羅をもつ「コウイカ目」と、透明で柔らかい甲羅の「ツツイカ目」の2種に大きく分類できますが、その大きさやかたちは、どれをとっても個性的なもの。ここでは、福岡で獲れるイカに焦点をあてて、特に、食べる側の立場から取材をしたいと思います。
 「地域で呼び方はそれぞれ違うけど、僕らはヤリイカと呼んでいる、全国的にはケンサキイカと呼ぶものが、この地域のイカとされていますね」とお話をいただいたのは、福岡県最大の漁港として知られる宗像市鐘崎港のそばで「御宿はなわらび」を経営する小林正勝さん。自らもこの道30年の料理人として調理場や市場に立つかたわら、広域的な地域振興を目指す団体『筑前七浦の会』の代表として、毎日忙しく走り回る存在です。
 「気をつけて欲しいのは、福岡はケンサキイカだという規定は何もないということ。イカが一番多く収穫される北海道ではスルメイカが主流だったり、関東ではアオリイカが王様と呼ばれ人気だったりするんです」と小林さん。忘れがちですが、イカも海流に沿って移動する生き物。例えば、スルメイカが福岡で獲れることもありますが、味が浅くて身も固く、生で食べることも少ないそうです。それが、北海道沖で旬を迎え、肉厚で甘くおいしくなるというのが、実のところのようです。
 「福岡と佐賀、長崎というのは、陸を進めば遠いように感じるけど、船が行ってる海域は同じ場所。イカでは、佐賀県の呼子が有名だけど、獲れるイカはまったく同じなんよね。漁獲高も実は鐘崎の方が多いし」という言葉からもわかるように、消費者の視点から眺めると「産地」というイメージがポイント。福岡でも、宗像地区の「玄海活きいか」やお隣芦屋の「あしやんいか」などが生まれているように、地域ブランドづくりが重要な役割となっているようです。これまでは、漁師は獲る人、仲買は相場を付ける人、料理人は作る人と「陸と沖」で、それぞれの役割を守っていれば良かったそうですが、これからは「そのマッチングが大事なんだ」という言葉にも力が入ります。業種や行政区の垣根を超えて連携する考えは、小林さんが取り組む『筑前七浦』にも、一貫しています。
 年間を通して、いろんな種類の“旬のイカ”が水揚げされる福岡の漁港。ケンサキイカを堪能するのは、来年の楽しみにとっておくことにして(旬は、春先から10月末まで)、この季節にしか味わえない“うまいイカ”を食べに出掛けてみたくなりました。


取材協力:御宿はなわらび 0940-62-0107

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