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vol.59「キウイフルーツ」

10.12.5

西日本新聞「県産品ノート」第59号(12月7日掲載)は、
福岡の多彩なフルーツの中から「キウイフルーツ」です。
本文でも紹介していますが、
実は中国発祥なんですね。びっくりでした。
日本でも山の中になっているらしいです。
原種をニュージーランドに持ち帰って品種改良したのがこれだということで、
なんとなく西洋的な印象が崩れ始めております。

随分と昔になってしまいましたが、
私が小学生の時に、ド〜ンとブームがやってきて、
うまかったり、とんでもなく酸っぱかったりしたのを思い出しました。

味の均一化への努力が、ふくおかが誇る技術なんだそうです。



最近では、黄色いものや赤みが入っているものなど、
いろいろと品種改良がすすめられているようです。


お話を伺ったのは、「キウイワイン」の社長さんです。
地場産フルーツのワイン製造を一手にされています。


ラインナップの一部。最近では全国的な話題にもなっているそうです。


※掲載記事(修正前)は下記の通りです。



59 キウイフルーツ

「甘熟」へのこだわり
 今回の県産品ノートは、古くから筍をはじめとした「山の幸」の宝庫として知られる八女市立花町にうかがいました。世代を超えて高い人気をあつめる果物をご紹介します。
 「キウイフルーツ」の原産は、意外なことに中国南部の揚子江流域で、別名「チャイニーズ・グーズベリー」ともいわれるそうです。中国では、かなり昔から存在しましたが、品種改良や栽培はほとんど行われず、消化器系の漢方薬として利用されていました。1904年、中国を訪れた女性旅行者によって、その種がニュージーランドに持ち込まれ、品種改良されたのが現在のキウイの原種となり、その後50年ほどの歳月を経て、商品として輸出されるまでになった際、果実の形が似ていることもあり、ニュージーランドの国鳥「キウイバード」にちなんで「キウイフルーツ」と命名されました。
 日本に登場したのは、それよりもさらに後の1960年代以降。気候が似ている日本でも比較的栽培しやすいことから、飽和状態にあったミカンの転換作物として、愛媛県や福岡県などのミカンの産地を中心に注目を浴び始めます。
 「福岡がキウイの産地として高いシェアを誇ることができたのは、全国に先駆けた『追熟への努力』があったからなんです」と教えていただいたのは、自らも農協の職員として生産者を支援する立場にあった立花ワイン(株)の白山豊茂社長。わたしは全然知らずびっくりしましたが、実は、キウイは樹になっている状態では熟さない果物で、収穫後に「追熟」して、初めて本当に甘く美味しくなります。ただ単に置いておけばよいのではなく、「エチレンガス」を浴びることが必要で、“ガス”というから物騒なものかと思いきやそうではなく、ビニール袋にりんごと一緒に入れておくと同様の効果が得られるような自然の理にそったものなのだそうです。
 つまり、この「追熟」をむらなく的確に行うことが品質の高いキウイをつくる秘訣だということで、福岡ではいち早く、「追熟庫」と言われる施設の整備など、その技術の確立を徹底しました。キウイの生産地として福岡を思い浮かべる人は少ないかもしれませんが、『追熟キウイとしての出荷量が日本一』という、おいしいキウイの生産地なのです。福岡産のキウイは、「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」というネーミングで、その高い品質が全国的にも評価されています。八女市(立花町の時代から)が、市町村での生産高全国1位(全体シェアの10%)を誇っているのも、手間ひまをかけたこだわりがあったからこそなのでしょう。
 キウイの出荷シーズンに入るこの時期、「キウイで町おこしを」という思いで始まった「キウイワイン」づくりも賑わいを見せます。冬季限定の「生キウイワイン」など、アルコール度数を低めに設定してあり、普段お酒を飲まない人にも人気なのだそうです。


取材協力: 立花ワイン株式会社 0943-37-1081

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