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vol.36「赤坂人形」

09.2.28


西日本新聞「県産品ノート」第36号(3月1日掲載)は、

とても素朴な「赤坂人形」です。
実は、西日本新聞の編集部M氏が、
一番びっくりしたというのがこれでしたね。

力をぬいた…というジャンルを作り出している。
ある意味、これって、工芸品の新たな視点じゃないかとまで、
思ってしまったわけなんです。

記事を書くのがこれまでで最速。
世界感がシンプルでスジが通っているからなのかなあ…。
なんだか陽気になってくるんで楽しいものです、




型枠は十数種類あるそうです。
粘土を流し込んで、ポン!と生まれます。



※掲載記事(修正前)は下記の通りです。

35 赤坂人形

「ててっぷっぷ」な温かさ

今回の「県産品ノート」は、伝統工芸界の『ゆるキャラ』をご紹介します。
「赤坂人形」は、筑後市赤坂で作られる土製の人形です。文献などが残っていないため、いつ頃から作られていたかは不明ですが、一説には徳川時代中期の始まりだといわれます。有馬藩の御用窯として、最盛期には6?7窯元があったといわれる「赤坂焼」の職人たちが、作陶の合間の余技として作ったものだといわれます。
本家である「赤坂焼」は廃窯となり、「人形」のみが受け継がれています。

現在では、全国の古民芸や土人形の愛好家に愛されている「赤坂人形」ですが、かつては別名「ててっぷっぷ(または、ててっぽっぽ)」と呼ばれ、幼い子どもたちの玩具として親しまれてきました。
「ててっぷっぷ」とは、土地の方言で「不器用な人」の意味。その名が示す通り、つたない形や表情が、ほのぼのとした温かさを伝えます。
その姿からもわかるように、作り方も素朴そのもの。粘土を前面と後面の二枚の型枠で挟みこんで成型するのですが、出来上がりのつたなさを表現するために、二枚の枠からはみ出してできる「耳」をわざと残したり、素焼きのままで絵付けも大まかなだったり…。それはそれで意外と気を使うものだというのが私の感想です。現在は、江戸末期から人形作りを受け継いでいる、野口家5代目・野口紘一さんがただひとりでこの伝統を守っています。鳩笛やフクロウ笛などの笛類を中心に、福助、天神、猿など、数十種類の人形には、どれも愛らしい表情があふれています。

野口家が代々営む飴屋さんの店頭には、いろんな種類の飴と一緒に「赤坂人形」が並びます。昔は、人形の彩色に飴で使うための食用染料を使っていたのだとか。その徹底した「ててっぷっぷ」ぶりが、なんとも愉快になりました。


取材協力: 野口紘一
0942-52-4217



色塗りも良い意味で「テキトウ」です。
もう少しちゃんと塗りなさい!って思ってしまいます。


ダンディーな野口さん

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