福岡市西市民センターでは、2021年度より、10歳から19歳の10代を対象に舞台芸術・演劇やダンスをいろいろな角度から遊び倒す公募型のワークショップを行っています。 10代であれば経験は問いません。このワークショップを起点に、新しい友達やアーティストの出会いはもちろん、多様な表現に触れることで、10代のみなさんに色々な発見をしていただくことを目指しています。
本レポートは第1回目、古賀今日子さんの「みたいみたい!」です。
はじめはみんな少し緊張気味でしたが、簡単な体を動かすウォーミングアップや、名前を呼びあうコール&レスポンス、ペアになってのゲームなどから、緊張もほぐれて楽しい笑い声が上がっていました。
休憩の後は、ワンタッチオブジェ。相手のポーズを見て、そこから連想して自分のポーズを作っていきます。これを、相手の体にタッチするというルールで繰り返していくと、言葉を使わないコミュニケーションが繰り返され、会場には不思議な空気が流れていました。
そして、これを5,6人のグループに分かれて行い、偶然できたカタチをお互いに見せ合ったり、どんなシーンか設定をしたりして、カタチにタイトルやストーリーがついていきました。
最後は各グループの力作のストーリーが生まれ、表現の楽しさと伝える難しさ、伝わったときの嬉しさを実感できるワークショップでした。
西市民センターでは、今後も演劇の楽しさ、面白さを伝えるイベントやワークショップを行なっていきます。