ホントの新人、一年目のNです。Nがたくさんいるので
通称“まーくん”と呼ぶ人もいます。そしたらホントは
“M”ですね。でもNですから。
今年も開催されました「ミニふくおか2019」。
はじめから終りまで、私たちは関わらせてもらいました。
CRIKは今回で2回目の参加になります。福岡市総合体育館という超でかい!新しい!会場になって、募集する市民の数も大幅に増え、いろんな不安や課題がありました。
しかし、もう我慢できないので先に結論(笑)
どんないろんな不安や課題があっても、子どもたちは無垢な心で挑んで、そしてたくましく乗り越えていくんですよね。CRIKも子どもたちからさまざまな学びや楽しいひとときをもらいました。子どもって最高ですね!
今年のミニふくおかに参加した子どもたちも、どのようなかたちであれ、CRIKが関わっていることで生まれているクリエイティブの入り口みたいなものを何か感じているはずです。そんな彼ら、彼女らが将来活躍する大人になってくれればと本当に思います。
そしてここからは、Nが現場で見たいろんなレポートです。
実行委員・サポーター・ボランティアのみんな、そしてスタッフの方々の頑張りがあって3日間は無事に終わったように思います。そしてそこで見えてきたものもさまざまありました。
子どもがつくるまち「ミニふくおか」。CRIKのクライアントはもちろん当日に参加する子どもたちです。そして、実行委員会の子どもたちやサポーターとして頑張ってくれた高校生や大学生も。それぞれに何を学んでいってもらって、私たちはどのような成長をする場を提供できるかを考えてきました。
多少の歳の差はあれども相手は“子ども”です。完全に自由にさせておくと永遠にまとまらないし、かといって何でもかんでも用意してしまうと、子どもたちのもっている純粋な創造性がなくなってしまう。僕はもう年齢的には大人ですが、かつての自分のことも思い出しながら彼らを見ているのに…それでも成長を促すのは難しい対象です。
自ら進んで「ミニふくおか」のしくみづくりに携わってくれている実行委員の子どもたちですら、まとめるのは大変です。でも『君らが当日市民の子どもたちのリーダーとしてまちのしくみを運営していかないといけないんだよ』と自覚をもってもらうことがとても重要なのです。みんな俺たちと一緒にやろうぜ!と思いながら並走した数日間でした。
同じチームである実行委員会の小学生や中学生の集団ですら、みんなそれぞれ思い思いの方向へ行きたがる。当日参加してくれる子どもたちはなおさら。
何百人とくるんだから、用意しているまちやお店のしくみを動かすのは難しい!想定していない問題も起こったりしました。
例えば、ハローワークが大混雑。最初は仕事が足りていないのかな、どうにかして仕事を増やしていかないといけないなと考えていました。でも、子どもたちの意見を聞いたり、子どもの目線になってよくよく観察してみると、ハローワークから市役所、銀行といった流れが確立されておらず、さばく能力を超えている状況があるとか、原因がよくわかってきました。
長く真剣に関わることでようやく見えてくるものもあります。
実は僕は昨年もミニふくおかには関わっていたのですが、その時よりは、子どもたちにどう充実した忘れ得ぬ機会を与えることができるのか、現場でたくさん考えました。
そして、「ミニふくおか」のしくみがよりスムーズになるよう、そして耐久性を上げていくために、てこ入れしないといけない部分がたくさんあることがわかりました。
でも安心してください。CRIKが本格的に入っていくことで、子どもたちが夏に集う「ミニふくおか」のデザインはもっと良い方向に変わっていくでしょう。
ワクワク、ドキドキ、ニコニコはきっと世代を超える。子どもたちのトキメキは、きっと誰かを変えるし、誰かに伝わって行きます。
やっぱり子どもたちの夏は、最高であるべきです!また来年!