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防災について考える

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【防災のために、情報とデザインができること】

19.8.20

どうも。人呼んで「CRIKの防災担当ガール」、Nです。

お盆も過ぎましたが、最近不安定な天気が続きますよね。
雨が続いて、台風がきて、真夏日和が続いて、熱中症のニュースが流れる。

雨は恵みとわかっていても。お日様は大事ではあるけれど。
程度を越えてしまう気候には、少し不安が。胸がざわざわします。

私たちは阪神淡路大震災を経験しました。
東日本大震災を経験しました。
熊本地震も、九州北部豪雨も。
つい先日も台風10号による大きな被害がありました。

震災の記憶。なかなか消せないものです。

もう、災害は「もしも」や「万が一」のフレーズにはなく、
「いつも」や「日常」の中にあるのではないでしょうか。
もっと、防災があたりまえに、備えていることが日常化に。
そうなっていなければならない時代にきています。

特に東日本大震災以降、多くの防災情報発信がなさるようになりました。
最初はマスメディアや紙媒体、webだけの情報発信でしたが、ターゲットは万人。
だから、いろんなターゲットを設定した、いろんな情報がいろんな形で発信され続けています。

配布物や書籍だけでもこんなにあります。

がしかし、果たしてそれはみなさんに届いているのでしょうか。

私の頭の中には、クエスチョンが2つ。

ひとつ目は、もしかして、情報が多くなりすぎて、ターゲット自身が
どの情報を選択すれば良いのか混乱を招いていないか。

ふたつ目は、「わざわざ」備えることへの煩わしさのようなものをがあるのでは。

今日はこの2つのクエスチョンに対する私なりのソリューションを
防災情報のはじめの一歩として、みなさんにご提案したいと思っています。
そして少しでも1人1人が日々、災害に対するリスク回避デザインが
できる人になってほしいのです。

これからご紹介するのは、あくまでたくさんある情報の1つであって、
これを読んでいるあなたにとって、最適な情報かはわかりませんけれど。
あなたが自分にとって最適な情報を準備するきっかけになれば幸いです。

1つ目のソリューションですが、このアプリを1つお手持ちのデバイスに
入れておくことをオススメします。
特に携帯等のデバイスは災害時の安否確認としてとても大切です。
普段から持ち歩く携帯の中にアプリとして防災情報を偲ばせる。今すぐできる防災です。

最近手帳の機能も追加。充実の防災アプリ!

そのアプリは、“Yahoo!防災”。(Yahooの回し者ではございません)

ターゲット別に特化したわけではありませんが、
全てのユーザーに対して大切な情報がこれ1つでとれます。
このアプリ、最大の特徴はプッシュ通知。災害が起こる前に、
地震、豪雨、津波などの情報を通知で知らせてくれます。
また、災害発生のその瞬間にとるべき行動も同時に示してくれるので、
パニック時には冷静な判断を導いてくれます。これ1つで様々な情報を
キャッチできるのも利便性が高いです。
最近では豪雨や熱中症への危険度といった情報が多く入っています。


2つ目のソリューションですが、これは難しい。
いかに災害を非日常ではなく、「日常」として認識できるか。これが要です。

例えば重要な防災グッズ、何を準備しようかと考えた時、
「なるべく身軽に!なるべく動きやすく!」
と考えがちですが、水は絶対はずせません。

私たちの身体の6-8割を占める水は、生命を維持する上でたくさんの
重要な役割を担っています。大人1人につき、1日2L〜3Lの水分補給が
必要と言われています。体重の約2%の水分が失われただけで、
喉の乾きや食欲低下などが現れ、約6%まで及ぶと頭痛やめまいなどの
症状に襲われます。さらに10%まで失われると筋肉の痙攣、意識障害、
腎不全など重篤な状態に至る可能性があるのです。

また、災害時には飲料水としてだけでなく、
トイレ・洗濯・歯磨きといった生活用水も必要です。

近年、浄水ボトルが防災グッズとして注目を集めています。

スタイリッシュでしょ

水道水を飲む瞬間に素早くろ過することができ、スピーディーな浄水が
可能なので、自宅だけでなく、オフィス、学校、スポーツジム等、
様々なシーンで美味しいミネラルウォーターを飲むことができます。
災害時に綺麗な水が手に入りにくい状況でも活躍します。

日頃より水筒として、これを持ち歩くとエコで熱中症防止にもなります。
水筒って普段から持ち歩くものだから、いつも生活にとっても馴染みます。




それから災害時には助けを呼ぶチカラも大切です。

大きな声で助けを呼ぶのは基本中の基本なのですが、
災害時は誰もが被災者になります。
いつ誰が助けてくれるかはわからない。
体力を温存しながら、いかに助けを求め続けられるかが肝心です。

笛は、暗いところや見通しの悪いところでも、
自分がいる場所を音で知らせることができ、助かる可能性を高めてくれます。
普段から持っておくと、災害時だけでなく、防犯としても機能します。

ただ、カバンにしまっていて、いざという時にすぐに活用できなければ
意味がありません。普段から身につけとくことが求められています。

むしろ、あえて欲しいかも

1つサンプルとして。
“effe(エッフェ)”という笛のアクセサリーがあります。

阪神淡路大震災のあと、市民の防災意識を高めようと行政が
笛を配布したそうですが、カバンの中に仕舞われてしまい、
いざという状況の時に使えないという状況がありました。
そのソリューションとして、いつも身につける形でデザインがされたそうです。

「備えあれば憂いなし」ということわざがありますが、
災害時はそうはいきません。備えていても、想定以上のことが起きる。
それが災害の恐ろしさです。
備えることはただ、物資を準備することに終われません。
今ある状況をどうしていくか、自分にはどんな備えが大切なのか。
物事を一つずつ整理して、自分に最適なスタイルを見つけていくことが肝心です。

もっと防災情報とコミュニケーションをとって、災害を日常として意識していきましょう。
そしてそこから、身の回りのデザインに、防災とマッチング
するものが増えると楽しい、というか助かりますね。

自然とともに生きるのですから。
デザインという手段を使って、情報やツールを得て、希望につながる未来を選択していきましょう。

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