福岡の大学生が福岡の企業を取材し記事化していく取り組み「はたらくふくおか」。
はたらくふくおかは、福岡在住の大学生の皆さんが自分らしい働き方を見つける機会づくりや、地元企業への認識を高めるために行っています。今、福岡で学んでいる大学生が実際に地元企業を訪れ、社長と若手社員に「仕事」について気になるアレコレを聞いてみています。
普段なかなか話をする機会がない社長さんや、大学生にとって身近な先輩世代の若手社員さんに直接お話を伺うことで企業やその業界、働くことのリアルな姿を知ることができます。大学生自身が質問内容を考えるところから始まり、取材、編集まで私たちスタッフとともに行うことで、学生の視点が活きた、本当に学生が知りたい情報が集まった記事となることを目指しています。
私たちCRIKとしては、このようなプロジェクトを推進することで、大学生と地元企業が対話を通じて相互理解を深める、場合によってはマッチングまで至る可能性が生まれるという、就職の現場の「最適化」が生まれる、進むことを望んでいます。
これまでの記事はコチラから!(https://hataraku-f.jp)
また、過去のCRIKPRESSでも内容をご紹介しています。(http://crik.jp/index.php?id=309)
さて、今年の取り組みの皮切りとなったのが大学生と取材企業の「交流会」です。
今年度取材に伺う6社の企業さんと、編集部の大学生21名が会場に集まりました。
最初は各企業の紹介から。3分間のショートプレゼンで、それぞれの業務内容を紹介いただきました。短い時間の中ですが、各企業の特徴が見えるものでした。さすがです。
ここで、ご参加いただいた企業の皆様を紹介します。(50音順にさせてもらいました)
○株式会社アカツキ福岡
○株式会社エスティ環境設計研究所
○株式会社エルテックス・ヨシダ
○株式会社キシヤ
○株式会社ベガコーポレーション
○LINE Fukuoka株式会社
各社プレゼンの後は、テーブルに別れての座談会!
6グループに分かれ、15分ずつ、全企業の方々とお話しをしてみます。
「会社の魅力は何ですか?」「どんな業界ですか?」「残業はありますか?」といった会社や働き方に関する質問や「学生時代はどんな就活をしていましたか?」「就活で大変だったことはありますか?」といった担当者自身に関することなど、素直に聞きたいことや興味のあることを真剣かつストレートに聞いていた様子。企業の皆さんにも真正面からそれを受けていただき、包み隠さず(?)お答えいただきました。
交流会後に大学生向けにとったアンケートでは、「福岡には、まだまだ知らない企業や業界がたくさんあった」「インターネットだけでは分からない事を知った」「大手企業や東京の企業を希望しているが、福岡も選択肢として考えたい」などの意見があり、就職に関して価値観が変わった学生さんも多かったようです。
今は、インターネットで気軽に企業について調べることもできますが、しかし、いざ就職してみると「この会社は自分に向いていなかった」「企業に入る前後で、イメージが違った」などのギャップから離職する方が多いのも現実的な課題です。
この事業が、自分の価値観にあう働き方や企業を見つけられるきっかけになれば嬉しいなと思っています。
今年の取材は7月から進行します!ぜひ、大学生編集部の活躍にご期待ください!