新年度になりましたが、CRIK今期のNEW!NEW!NEW!はまだ継続中です。
今度のNEWは、ちょっと突発的な感じもありますが。
土に関わろう、畑で農作物を育ててみよう、という団体初の取り組みです。
私たちが日々を過ごしている九州は、ちょいちょい忘れがちですが、豊かな自然の恵みを享受して生きている場所です。特に農業、そしてそこに関わる方々の努力が、多くの人々の毎日を支えています。
今回私たちは縁があって、この春から1年間、土に触れる機会、作物を育てる体験をする機会を得ました。場所は郊外にある「かなたけの里」公園。中心地から30分ぐらいで来れるのに、のどかな田園風景が広がります。CRIKはこちらの農園の畑をお借りして、挑戦をはじめます。
今回のプロジェクトリーダーは、この春「CRIKファーム農場長」という係に任命された当団体の最年長、YASHIKIです。英語で書いたのはそんなに意味ありません。強いて言えば漢字が難しいぐらいです(笑)全員、農場長を信頼し、期待しております。この日はリーダーの誘導でメンバーは初めて現場に到着。晴天にも恵まれ、挑戦が始まりました。
とは言え、農業体験はほとんどのメンバーが初体験です。何事もまず基本から。「かなたけの里」のスタッフの方、実際の作業を教えてくれる指導員の方から、農園の概要、畑の土の状態や段階の説明、そして実際に行う作業の、道具の使い方、段取りについてレクチャーがありました。これから私たちは必要な講習を受けて、必要な作業を積み重ねていくことになります。
この日はメンバーが総出で、土づくり(土壌改良剤散布)や畝立て(整地)を行いました。晴天ではありますがそこは農地。我々このフィールドは素人なんです!指導員山口さんの熟練の作業を見て、「わー。できるかなぁ」なんて思いながら。作業は始まりました。
そんな感じで最初は恐る恐る始めたのですが、そこはウチ。徐々に気合が入っていきます。ちょっと経験のあるメンバーも実力発揮。「そこまだ?」「腰が入っとらん!」「暑い〜」とか言いながら、あるいは黙々と作業するメンバー。初めての体験であっても、どこか楽しそうにサクサク動くのでした。
「マルチ」「平鍬」「三角ホー」など知らなかったけど、これから世話になる道具たち。初めまして。そしてこれから恵みを生んでくれる土地。我々はここを『CRIKファーム』と名付けました。春夏秋冬の野菜も楽しみですが、そしてそれ以上にわたしたちが土に触れ、自然の魅了に触れ、メンバーの普段とは違う表情を見ることができました。この機会にお互い、自分たちのチームの良さを知り結束を深められることができればいいなぁと。そんな想いもあります。
さて、どうなりますか。
楽しくやっていきます、次の報告をお楽しみに。