Crik Press

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ふくおか共創プロジェクト

PROJECT

【「共創」が、まちの新しい関係を作る!】

18.11.1

さあやってきました、クリックプレス、11月号第1号です。
今回は、新人Iが書いちゃいます。

私は九州コミュ二ティ研究所に入って半年が経つのですが、九州コミュニティ研究所内ではよく「自治」「地域」ということばをよく聞きます。

今までそんなに興味なかったんだけど。
先輩たち、やたらそのワードに詳しいよな。

それもそのはず。九州コミュニティ研究所って「自治」「地域」に関する、いろんなことをやっています。いくつかクリックプレス内でもご紹介してきました。(気になる方は、過去の記事をチェック!)

その中でも、特にみなさんに知って欲しいのが、「ふくおか共創プロジェクト」です。

このロゴに、ピンと来たら…共創について知っちゃいましょう!

おそらく、なんだそれ?という方がほとんどだと思いますので、先輩に聞いちゃいました!

新人I:先輩先輩!「ふくおか共創プロジェクトってどんなプロジェクトなんですか?」

先輩I:「話せば長くなるが、大事な話なので、はしょらずに教えてしんぜよう。」

まずは、「自治会・町内会」と聞くと、どんなイメージが湧く?いま住んでいる地域にもきっとあるはずだけど、活動に参加したことはある?

新人I:「ええー、ないです。」…

****************

なんだかこの2人、ずっと話しそうだなあ。
皆さんに長話を聞いてもらうのはなんだか申し訳ないので。
仕方ない。この「キョーソー博士」がわかりやすく説明します。

さて、この記事をご覧のみなさまもいかがでしょう?
「とりあえず会費は払っているけど、具体的に何をしているのかはよく知らない」という方も多いのではないでしょうか。
自治会・町内会は、より住みやすいまちをつくるため、住民が力を合わせて活動するための組織です。が、しかし時代の流れもあり、地域活動を進める担い手の不足や、参加者の固定化という課題が、全国的に挙げられています。

福岡市では平成16年4月に「自治協議会制度」というコミュニティ施策が創設され、「校区」という単位で自治を行っていこうという動きが始まりました。ざっくり言うと、近隣の自治会・町内会や地域で活動する団体(子ども会や防災組織など)とが連携して、より大きな活動を実践していこうというものです。
実際に、福岡市では現在150の自治協議会等の組織があり、それぞれが特徴ある取り組みを進めています。
それでもやはり、担い手不足に関わる課題はなかなか取り払えず、活動している方が「とにかく、めちゃくちゃ忙しい」という状態が各地で生まれてしまっています。

こうした課題に対して、福岡市では、地域のまちづくりを「自治の確立」から「共創」という次の段階に進めていこうという方針を打ち出しました。
福岡市がいう「共創」には、地域の活動を自治協議会だけでやるのではなく、地域にある様々な主体(企業・NPO・学校・行政など)と、「共」に地域の未来を「創」っていこう!という意味がこめられています。

この概念をじわじわと実現するべく、平成29年度4月よりスタートしたのが、「ふくおか共創プロジェクト」です。私たちCRIKは、スタート時からこのプロジェクトに関わっています。プロジェクトの中に、5、6種類の事業があるのですが、今回はその中の「共創コネクター」について紹介します。

自治協議会の現状としては、「様々な主体と、ともに地域を・・・」と言われても、ただでさえ日常の活動で忙しい中で、新しいつながりを探して動いて、企画をまとめて・・・というのは、なかなか難しいものです。
そんな時、仲人(なこうど)的に地域と企業などの間をつなぐのが、この「共創コネクター」の仕事なのです。地域が抱えている課題の本質を探るため、いろんな方にヒアリングをしたり、調査をしたり。共創するにあたっての、お互いのメリットを整理したり。場合によっては、企画や広報のサポートをすることもあります。

長くなってしまいましたね。付き合ってくれた皆さんありがとう。
2人の話もまとめに…いや。もっと白熱してきたようです。
もう少し聞いてやってくださいね!それじゃ私は!ばいちゃ!

****************

先輩I:・・・ということなんだけど、わかった?

新人I:だいたいわかりました。

先輩I:ここまで話して、「だいたい」かよ?


なんかフランスの絵みたい…じゃなくて、博多です。ジャポン!

そういえば、先日開催されて、私も見学に行った博多区大浜地区の「みんなの大浜まつり」は共創コネクターが関わった事例のひとつですよね。それはよく覚えているので、ここでみなさまに向けてレポートを紹介したいと思います。
会場は大浜公民館横のはまかぜ広場。到着したのはお昼頃でしたが会場は大盛り上がり!

なんと、ヤギがいたっ!

いい笑顔。ヤギもね。

人もいたっ!カメさんも。いろいろいた!

生き物みんな交流してるっていいね。

会場を見渡してみると、子どもからおじいちゃん、おばあちゃん、家族連れまでさまざまな人で賑わっていました。
地域の方々が出演するカラオケ大会と学生さんたちによる様々なワークショップ等のブース。そして美味しそうな匂いがしてくる飲食店。ワクワクしますね!
その中で私が驚いたことが2つあります。
一つ目は、来場者の世代が本当に老若男女だったこと!
子どもからおじいちゃん、おばあちゃん、家族連れ、そして学生さんたち。

地域のお祭りって、なんとなく世代が偏っているイメージがあったのですが、本当にたくさんの世代の方々や地域の方々による飲食店も来ていました!

二つ目は、地域の方だけでなく、学生の活躍が輝いていたこと。
「大浜」は専門学校が多い地区ということもあり
学生さんたちがたくさんいるそうなんです!
「みんなの大浜まつり」では
動物、製菓、医療、音楽など、様々な分野の専門学生さんが参加し、それぞれの特性を生かしたブースを出されていました。
こんな元気な学生さんがいるにも関わらずこれまでは専門学校と地域が繋がる機会は少なかったそうです。昨年度に地域と学生を結ぶサポートを行いました。
学生がたくさん来てくれることでお祭りのにぎわいもアップしていますし、学生たちにとっては、日頃の勉強した成果を出すいい機会になるみたいです。いい関係性ですね。



「共創」って、関わるみんなが、イキイキとしていて、やりがいを見つけられているような雰囲気が大事なのかなと思いました。

「共に創る」とはこういうことだったんだ。
と実感しました。新人I、勉強になりました!!

共創って奥が深いです。
コネクター曰く150の自治協議会それぞれの個性があり、課題も特徴も様々であるとか。九州コミュニティ研究所はデザインを最適化する集団です。共創プロジェクトでは地域の関係性を最適化するために日々議論を重ね、どうしたらいいかいつも考えています。「この町に住んでよかったな」と思える人が一人でも増えるような取り組みを今後も行なっていきたいです。

クリックプレスでは、共創の取り組みを今後も追っていきます!

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