Crik Press

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防災について考える

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【デザインで伝える、命を守る情報】

18.9.1

地下鉄の駅。光ってるところに、いろいろありますね。

どうも。新人のNです。
今回はとてもシリアスな話題なので、襟を正して行きます!

ご存知の方も多いかもしれませんが9月1日は「防災の日」です。

2つの理由から、この日が「防災の日」と定められました。
まず、1923年9月1日に関東大震災が発生したこと
そして、9月は台風が多い時期であること

また、毎年9月1日を含む前後1週間は、「防災週間」となっています。

2018年の防災週間は、8月30日(木)から9月5日(水)までの7日間。
防災の日と合わせて、防災意識を高める期間となっています。


今回のCRIKPRESSでは、みなさまの防災意識向上につながる情報をお届けしていきたいと思います。

私たちCRIKは「デザインの最適化」をミッションに掲げるチームです。
だからこそ、今回お届けする情報は、「誰もが」わかりやすく入手しやすい情報にしたいと考えました。

今回、そんな私が語っちゃう話題がコチラ!!

「(防災)情報を伝える最適なデザイン=ピクトグラム」です。

ピクトグラムって何?と思った方。
コレです。よくトイレや非常口でみるコレです。

一番メジャーなピクトグラム。一目でわかりますよね。

ピクトグラム(ピクトグラフ)は、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれています。何らかの情報や注意を文字で表現する代わりに視覚的な図で表現し、伝達を行う視覚記号の一つです。

今でこそ、グラフィックデザインの一種であるピクトグラム。その起源は教育学者オットー・ノイラートが社会的、経済的動向を「誰もが」わかるようにするためだったとか。

詳しくはコチラ
http://fujita3blog.wp.xdomain.jp/2016/03/31/post-1081/


日本でピクトグラムが使用された最初の事例は、1964年の東京オリンピックの場で、日本初最大の国際交流の場だったといわれています。このとき、非常に不安視されていのが、言語の壁。それを解消するために、採用された万国共通の視覚的記号は、東京オリンピックの場にて、言語の壁をも破る視覚的コミュニケーションメディアとしての世界的最初の事例にもなりました。

このピクトはやはりよく見ます。うちの事務所にもあります。

また、先程ピクトグラムの事例に挙げた「非常口」サイン。
これは日本のピクトグラムの歴史上大きな意味を持ちます。

1972年の大阪・千日デパートと73年の熊本・大洋デパートで、ビル火災が連続発生しました。いずれも焼死者100人をこす悲劇的な惨事となり、非常口を示す避難誘導サインが有効に機能しなかったのではないかと問題になりました。
それまでは、漢字3文字による『非常口』という表示だったサイン。文字を大きくするなどといった案も上がりましたが、その威圧感や景観の問題、文字が読めない子供や外国人への配慮などさまざまな問題が浮上しました。そのため、文字に代わって、ピクトグラムによる視覚的なサイン表示を研究・開発する必要性が強く意識され、現在に至ることになりました。

災害から身を守る情報。ピクトグラムの深い関わりが伺えますね。


またピクトグラムには、ユニバーサルデザインという大きな力も秘めています。

【ユニバーサルデザイン7原則】
• だれでも公平に利用できること
• 使う上で自由度が高いこと
• ユーザーの経験や知識に関わらず使い方が簡単ですぐ分かること
• ユーザーの知覚能力等に関わらず必要な情報がすぐに理解できること
• うっかりミスや危険につながらないデザインであること
• 使う上で身体的負担がすくないこと
• 接近し使用するためのサイズとスペースが適切であること

上記の原則からもわかるように、ピクトグラムには使い方が簡単ですぐ分かること、必要な情報がすぐに理解できるきること等のメリットが高い、ユーザーを選ばない=「誰にでも」情報が届くデザインです。

みなさんも一度は目にしたことがある、こんなサイン。

安全な場所へ。一刻も早く。

一目でわかる。悩んでいる暇などないですもんね。

避難所では、こんな感じで表示されています。

防災や避難系のピクトグラムは、単独だけでなく複数での使用も多いみたいですね。
万が一のときに、このような看板を見たことがあったら、是非思い出してください。
特に災害発生時の適切な情報は、みんなの命を守る大きな武器となります。

この機会に、ぜひ日頃より意識してピクトグラムやサインを探してみて下さい。
それはあなたを守る情報になり、大切な誰かを守る力になります。

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